6月8日(日)曇時々雨

今日は久しぶりの美術館巡りに勤しみました…

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木曜日から続く大雨に気持ちも湿りがちですが、今朝思い立ち、雨で日曜日でも空いているだろうと今日は東京へ美術館巡りに(^_^)気になっていた美術展を巡ってきました。 まずは新宿損保ジャパン東郷青児美術館で開催されている「オランダ・ハーグ派展」。ここは42階にあるため眺め抜群です(写真)。 ハーグ派はフランス・バルビゾン派に影響を受けた19世紀後半のオランダ・ハーグにて活躍した画家達の呼び名で、16〜17世紀のオランダ風景画黄金時代を彷彿とさせる画風が特徴です。 オランダの農村風景が中心ですが、独特の色彩を落とした作風に安らぎを覚えます。フェルメールやレンブラントを彷彿とさせる光を活かした何気ない日常を切り取った農村風景や人物画は心にすーっと入ってきて、日常の慌ただしい生活から束の間開放させてくれました。 また、ゴッホやモンドリアンの作品も展示されていて、展覧会に花を添えています。それにしても、最後の損保ジャパン所蔵コーナーのセザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンの3枚は圧巻です。3枚でいくらでしょう…(^_^;) その後上野へ回り、藝大美術館の「法隆寺」、東京都美術館の「バルテュス展」を巡りました。鈴木空如の法隆寺金堂壁画模写は圧巻です。 日本人の妻を持ち、ピカソに「20世紀最後の巨匠」と讃えられたバルテュス。独特の画風や日本とのつながりなど改めて堪能しました。お気に入りは「読書するカティア」。目線が何とも言えません(^_^) Canon IXY Digital 510IS
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