2月15日(木)快晴

今日は1月にオープンした六本木の国立新美術館に行ってみました…

 絵は好きで上野やら竹橋やらにはよく出かけるのですが、新しい国立の美術館、しかも開催されている「異邦人たちのパリ」で大好きなモディリアーニも展示されていると聞き、はるばる出かけました。それにしても池袋から六本木ってなんて行きづらいんでしょ。地下鉄2回も乗り換えました。そういえば行きづらさのためか、六本木に行くのは10数年ぶり、いや〜すっかり変わっていて(といっても以前の記憶もあまりないですが^_^;)浦島太郎の気分でした。
 作品は1900年頃からパリに集ったモディリアーニ、シャガール、ピカソ、藤田嗣治…らの作品が年代順に展示され、圧巻の一言です。それにしてもモディリアーニの作品の惹く力、改めて知らしめられました。同じ部屋のシャガールやピカソの中で異彩を放っていたと感じるのは私だけでしょうか。どこにいても「デディーの肖像」の心を見透かすような視線を感じます。ちなみに帰宅した今でも感じていますが…(^_^;)また「モンパルナスの灯」見たくなりました。また、マン・レイやウィリー・マイワルドの写真作品が展示されていたのが感涙ものでした。マン・レイは写真黎明期のレンズの程よい和やかさも相まって当時の空気感が見事に表現され「芸術写真」の誕生を謳歌しているかのように鎮座していました。後半の現代芸術に至り、20世紀の芸術の変遷の「正当な進化」の感慨にふけりながら、六本木を後に秋葉原へ向かいました(^_^;)   写真は携帯電話にて撮影

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